Appleが、WWDC25において、コンテンツを撮影するための新しい方法をもたらし、ユーザーのコミュニケーション方法を向上させる、AirPods 4、アクティブノイズキャンセリング（ANC）搭載AirPods 4、AirPods Pro 2のためのスタジオ品質の音声録音機能とカメラリモート機能をプレビューしたと発表しています。

音声録音のアップデートにより、クリエイターは外出先でもスタジオ品質の音声を録音できるほか、AirPodsの軸部分を押すだけで、離れた場所からビデオ撮影の開始や停止ができます。「声を分離」のメリットを活かして、AirPodsのユーザーは音声品質が強化された、さらにクリアな通話も楽しめるようになります。

スタジオ品質の音声録音により、コンテンツの作成がさらに向上します。インタビュアー、ポッドキャスター、歌手などのクリエイターは、さらに優れた音質でコンテンツを録音でき、「声を分離」を使用することで外出先や雑音が多い環境でも録音できます。

H2チップ、ビームフォーミングマイク、コンピュテーショナルオーディオにより、ユーザーはiPhoneでの通話、FaceTime、CallKit対応アプリにわたって、より自然な声の質感と明瞭さも楽しめます。

スタジオ品質の音声録音と向上した通話品質は、iPhone、iPad、Macにわたって機能するほか、カメラアプリ、ボイスメモ、メッセージの音声入力、Webexなどのビデオ会議アプリ、対応する他社製カメラアプリにも対応します。

カメラリモートを使うと、離れた場所でコンテンツを撮影するのがこれまで以上に簡単になります。

iPhoneまたはiPadでカメラアプリまたは対応する他社製カメラアプリを使用している際、コンテンツクリエイターはAirPodsの軸部分を長押しして写真を撮ったりビデオ撮影を開始したりでき、もう一度長押しすると撮影が停止します。

自分が歌ったり踊ったりしている様子を撮影することを好むユーザーは、この新しい機能によって、ビデオを撮影しながらサウンドトラックに合わせてパフォーマンスを簡単に行えるようになります。

新しいAirPods 4、アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4、AirPods Pro 2の機能は、2025年秋にiOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoe 26の無料ファームウェアアップデートとして提供されます。